1、オーディオの趣味

)オーディオ実験室
 オーディオ実験室で取り上げるテーマは、有ると便利ですが今現在市販されていなくて入手出来ないオーディオ用電子機器や回路的に面白くて結構実用になる電子機器を取り上げて回路解析、シミュレーション実験、ワーキングサンプルを製作して実用の効果をテストしたいと思います。最終的には私の使っているオーディオシステムに入れる事が目標です。もう一つの目的は私の復習と云う意味合いも有ります。面白いかどうかは全て私の主観ですので此のページを読まれる方に取っては必ずしも面白く無いかも知れません。多少なりとも皆さんの参考になれば幸いだと思っていますが、さあどうでしょうかお楽しみにと云った処です。
 多分取り上げるテーマの殆どが今ではデジタル信号処理を使った方が良い物ばかりですが、デジタル機器を作るとなると多少荷が重いですし、市販の安物のデジタル機器を流用するのでは性能的に疑問が有って不安が残ります。と云う事でアナログで実験製作をする事にしたいと思います。
 当面の実験テーマは以下の通りで、最終的にはプリント基板を起こして実働機器としてまとめ上げたいと考えています。

a)、フォノイコライザの実験
 今や過去形に成りつつ有りますが、音楽ソースとして今後とも残っていくアナログディスクを再生するのに必要なフォノイコライザにはNF型、CR型、それらの折衷型等沢山の方式がありますが、一般的にはNF型が一番多く使われているのではないかと思います。此処ではNF型フォノイコライザのイコライザ係数の計算式を求め、試作実験を行いたいと考えています。NF型の改良型としてのNF-CR型フォノイコライザを実現したいと思って居ます。

 a-1)、NF型フォノイコライザの実験のページ

 a-2)、NF型フォノイコライザの改良のページ(その1:DCサーボを掛ける。)

 a-3)、NF型フォノイコライザの改良のページ(その2:同相誤差を取り除く。)

 a-4)、番外編

b)、チャンネルディバイダの実験
 オーディオ用スピーカでは再生帯域を一つのスピーカで受け持つフルレンジ型スピーカシステムと再生帯域を低音域、中音域、高音域、等に分割して各々専用スピーカを使用するマルチチャンネル型スピーカシステムが有りますが、高忠実度再生を目指す場合は一般的にはマルチチャンネルスピーカシステムを採用するの普通です。
 マルチチャンネルスピーカシステムを実現するには、例えば再生周波数帯域を低音部、中音部、高音部の3帯域に分割するスリーウエイ方式では周波数帯域を分割する為にチャンネルデバイダを使用しますが、チャンネルデバイダには各々の周波数帯域を分割するためにローパスフィルタ、ハイパスフィルタが搭載されています。フィルタ回路を構成する方式にコイル(L)、キャパシタ(C)、抵抗(R)等のパッシブ素子(受動素子)だけで構成する物をデバイディングネットワーク方式、L、C、Rとトランジスタ、OPアンプ等のアクティブ素子(能動素子)を使用したチャンネルデバイダ方式が有ります。
 各々優劣が有りますが、パッシブ方式は利点として、電源が不要である、パワーアンプが一個で済む、欠点としてLCR素子が大きく重くなる、スピーカが周波数の変えるとインピーダンスが変動する特性の為、精度の良いフィルタを実現するのが難しい事が有ります。亦、アクティブ方式では利点として、部品の形状を小型に出来る、フィルタの精度が出し易い、高次のフィルタが簡単に実現できる、欠点として分割チャンネルの数だけアンプが必要になり不経済な事が有ります。
 此処では、忘れていた記憶をよみがえらせる為にフィルタ回路の簡単な復習をして、実用的なフィルタを設計して行きます。最終的には自家用スピーカシステムとしてTADのTL1601、TD4001スピーカユニットを使用したスピーカシステム用のフィルタを実現したいと思っています。

 b-1)フィルタ回路の復習

 b-2)実用的なフィルタの設計

 b-3)TL1601、TD4001を用いたスピーカシステム用チャンネルデバイダの実現

c)、パラメトリックEQの実験
 パラメトリックイコライザの実験を始める前に周波数可変装置(フリケンシーイコライザ)の概要に就いて整理しておきたいと思います。最もお馴染みの物としてトーンコントロール回路が有りますが之もフレケンシーイコライザの一種(シェルビング型、又はバタフライ型と呼ばれる)ですが、沢山文献や紹介例が有りますので此処では取り扱いません。

 c-1)フリケンシーイコライザ概要
 
 c-2)フリケンシーイコライザの回路構成

 c-3)フリケンシーイコライザの実験

 c-4)番外編

d)、DAコンバータの実験

e)、ADコンバータの実験

f)、

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