1、オーディオの趣味

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C作品集
b)パワーアンプ 

 A)NU300Bシングルステレオアンプ.
《解説》
 本機は、2010年7月から9月初旬に掛けて検査調整を行い、必要に応じて部品を換装しました。NU300Bはナショナルユニオンとなっていますが大本は中国製です。使用時間もエージングが済んだ位で特性も良く揃っているので現状のまま使用する事にしました。
 回路方式は211アンプ同じ様な物で標準的な、初段12AX7Aパラ、ドライブとカソードフォロア(CF)段は12BH7A一本で構成、初段とドライブ段、CF段と300Bの間は直結に成っています。今回は歪み打ち消しを強力に行うために偶数次歪みの多い12BH7Aを使用しました。初段LocalNFBが掛かっています。12BH7AとNU300Bの間で歪み打ち消しを行うためにドライブ段のバイアス調整、ロードライン調整を行います。
 TotalNFBは仕上がり利得が26.0dB±0.3dBとなる様に帰還されます。
 本機はB、C電源回路、フィラメント点火回路に定電圧安定化電源を搭載しています。安定化後の出力電圧はB電源が+420V、C電源が−300Vになっています。ドライブ段には高圧電源からサブ定電圧電源で600Vを供給しています。安定化電源は全てソリッドステートになっています。高圧電源は電源ショート時の対策でMOSFETを使用しています。電源部は1枚のプリント基板化しています。増幅回路基板もプリント基板化して部品の集積に対応しています。バイアス調整回路は精密温度補償型でiCの内部でよく使われる物を応用しています。
《実測データ》測定日:2010年9月12日
Residual Noise Level:
VnLch_Flat =.1814mV、VnRch_Flat =.1864mV
VnLchIEC_A =.0818mV、VnRchIEC_A =.0810mV
Amplitude Gain:
GainLch_dB =25.81dB(at 1kHz,VRmax)、GainLch_ln =19.52(at 1kHz,VRmax)
GainRch_dB =25.80dB(at 1kHz,VRmax)、GainRch_ln =19.50(at 1kHz,VRmax)
DF(Lch)=6.28 RL=8ohm/1kHz、DF(Rch)=6.48 RL=8ohm/1kHz
InputLevel(2.0%THD)= 0.50625V
PoMax(2.0%THD)= 12.2026Watt/RL=8ohm
 予備
《参考文献》
〇ラジオ技術1975年1月号300B/4300Bシングルステレオアンプの試作:武末数馬(著)
〇ラジオ技術ステレオギャラリーQ 300Bアンプ:葉山恵一(著)

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