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 @)UV211シングルステレオアンプ.
《解説》
 本機は、2010年8月から9月中旬に掛けて検査調整を行い、必要に応じて部品を換装しました。UV211は中国製ですがゲッターも十分にありDC点火によるフィラメントの片痩せも無いので現状のまま使用する事にしました。
 回路方式は211アンプとして標準的な、初段EF86(T)、ドライブとカソードフォロア(CF)段は6FQ7一本で構成、初段とドライブ段、CF段とUV211の間は直結に成っています。
初段、CFと初段にはLocalNFBが掛かっています。CFから初段に戻るNFBは歪み打ち消しを行う為に掛けられているので歪み波形をモニターしながら帰還量を調整します。
 TotalNFBは仕上がり利得が26。0dB±0.3dBとなる様に帰還されます。
 本機はB、C電源回路に定電圧安定化電源を搭載しています。安定化後の出力電圧はB電源が+910V、C電源が−230Vになっています。今回はフィラメントはDC点火ですが安定化はしていません。ドライブ段には高圧電源からサブ定電圧電源で600Vを供給しています。安定化電源は全てソリッドステートになっています。高圧電源は電源ショート時の対策でMOSFETを使用しています。電源部は1枚のプリント基板化しています。安定化電源の入力電圧は1KVを超えますので基板の沿面距離等安全に注意が要ります。亦、内部調整の時等感電に注意が肝要です。何れにせよ玄人向きのアンプです。
 回路図は安定化電源搭載前の回路図です。
《実測データ》測定日:2010年9月24日
Residual Noise Level:
VnLch_Flat =.2991mV、VnRch_Flat =.2192mV
VnLch_IECA =.0757mV、VnRch_IECA =.0525mV
Amplitude Gain:
GainLch_dB =26.05dB(at 1kHz,VRmax)、GainLch_ln =20.06(at 1kHz,VRmax)
GainRch_dB =25.86dB(at 1kHz,VRmax)、GainRch_ln =19.63(at 1kHz,VRmax)
DF(Lch)=7.6 RL=8ohm/1kHz、DF(Rch)=7.9 RL=8ohm/1kHz
InputLevel(2.0%THD+N)= 0.650875V
PoMax(2.0%THD+N)= 21.3132Watt/RL=8ohm
 予備
《参考文献》
〇ラジオ技術1972年1月号UV211Aシングルステレオアンプの試作:武末数馬(著)
〇誠文堂新光社『3極菅アンプの製作』:箱崎佳一(著)

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