b)パワーアンプ(各作品中の小グラフをクリックすると大きなグラフを見る事が出来ます。) |
@)UV211シングルステレオアンプ. |
《概要》
3極送信菅UV211を出力菅に使用したシングルステレオアンプです。
グリッド電流の流れ易いUV211をカソードフォロア直結回路でドライヴして出力の低下を補っています。+B、ーC電源回路には定電圧安定化電源を搭載してノイズの低減、回路の動作の安定化を図っています。
Po=20W/(8Ω:1kHz:THD=2%)、残留ノイズVn=0.3mV以下、A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:430x265x180mm 《詳細説明》 |
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A)NU300Bシングルステレオアンプ. |
《概要》
NU300Bを出力管に使用したシングルステレオアンプです。
グリッドバイアス深い300Bをカソードフォロア直結回路でドライヴして出力の低下を補っています。歪み打ち消し回路をドライブ段に使用+B、ーC電源回路には定電圧安定化電源を搭載してノイズの低減、回路の動作の安定化を図っています。
Po=12W/(8Ω:1kHz:THD=2%)、残留ノイズVn=0.2mV以下、A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:430x265x180mm 《詳細説明》 |
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300Bシングルステレオアンプ(改3)New! |
《概要》
PSVAN300Bを出力管に使用したシングルステレオアンプです。
回路方式はEF86(P)+6FQ71/2ドライバ+6FQ71/2カソードフォロア直結回路で300Bを駆動しています。出力段の特性改善の為カソード帰還を掛けました。ヒータの直流点火以外は全て電圧安定化電源を搭載してノイズの低減、特性の改善を図っています。
Po=17.5W/(8Ω:1kHz:THD=4%)、残留ノイズVn≦0.12mV、
A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:430x265x180mm 《詳細説明》 |
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B)KT88(UL)PPステレオアンプ. |
《概要》
KT88(UL)を出力菅に使用したプッシュプルステレオアンプです。
差動2段回路を使用しています。球のばらつき、経年変化対応でバイアス回路に半直結を採用しています。今回は定電圧安定化電源を使用していません。シャシーは40年前に1.6mmの鉄板で作った物を再塗装して使っています。
Po=42W/(8Ω:1kHz:THD=2%)、残留ノイズVn=0.3mV、
A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:400x265x180mm 《詳細説明》 |
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C)SBA88Aプッシュプルステレオアンプ. |
《概要》
KT88(UL)を出力菅に使用したプッシュプルステレオアンプです。
+B、ーC電源回路には定電圧安定化電源を搭載してノイズの低減、回路の動作の安定化を図っています。
Po=48W/(8Ω:1kHz:THD=2%)、残留ノイズVn=0.08mV、
A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:430x265x170mm 《詳細説明》 |
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D)ソリッドステートアンプ. |
《概要》
ソリッドステートパワーアンプの増幅器ユニットを作動させてみました。測定したアンプユニットはパワートランジスタが4パラで使用された物です。
初段はデュアルFETによる作動アンプです。2段目は初段の差動信号を電圧シフタで+/−電源でプッシュプル出来る様に変換してグランドに対して対称にドライブしています。トリプルダーリントン構成でPo=250W/
8Ωを目指しています。Vccには±80Vを掛けています。終段の石の数とVccを変えてPo=100W位から300W位まで此のユニットで対応出来ます。
《詳細説明》 |
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E)UV211シングルモノラルンプ. |
《概要》
UV211シングルモノアンプです。近々試作を開始する予定にしている直流磁界打ち消し型211シングルアンプの予備実験機として試作しました。
回路はお馴染みのカソードフォロア直結三段増幅回路です。電源は市販のトランスを使用した為に倍電圧両波整流で済ませていますが、一寸だけ工夫を凝らしています。カソードフォロア出力から局部帰還を掛けて出力段のUV211との歪みの打ち消しを図っています。
Po=28W/(8Ω:1kHz:THD=2%)、残留ノイズVn=0.20mV、
A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:480x225x170mm 《詳細説明》 |
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F )DA30シングルステレオアンプ |
《概要》
DA30シングルステレオアンプです。基本的にはNU300Bシングルステレオアンプと同じ構成です。DA30ではVg=−122Vと300Bよりも30V以上深いのでドライブが大変ですがドライブ段にVb=620Vを掛けてフルスイング出来る様に対処しています。電源には定電圧安定化電源を採用して動作の安定化とローノイズ化を図っています。本機は試作後18年位経っていますが、日頃余り出番が無かったので頗る状態は良好です。何分貴重な球ですので不用意にオーバードライブをしない様に対策をしています。
Po=13W/(8Ω:1kHz:THD=2%)、残留ノイズVn=0.3mV、
A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:430x265x170mm 《詳細説明》 |
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G)300Bシングルモノアンプ |
《概要》
ステレオギャラリーQの300Bモノアンプを修理改造する為に、パイロットとして元々KT88シングルモノアンプで有った物を300Bアンプに改造しました。最終的には中国製の300Bを搭載する予定ですが測定には本家本元のWE300Bを用いました。セトロン、ロダン、桂光、エレクトロハーもニック等でも試験をしましたがそれぞれ特性の傾向が違う様で、亦ウエスタンでもロットに依ってばらつきが有りますので価格的に安い球を沢山入手して選別した方が良い様に思います。音質的には流石ウエスタンだと云いたい処ですが、当方が日頃ウエスタンの音に慣れているので好ましく思うだけで音楽を聴くには時間的に物の十分も聞いていると気にならなくなる程度の差だと思っています。 《詳細説明》 |
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H)300Bシングルモノアンプ (その2) |
《概要》
OPTを1次インピーダンスを3.5kΩの物から5kΩの物に換装し、初段のEF86を(3結)から(5結)に変更しました。ここで稼いだ利得でアンプの仕上がり利得26.0dB、オーバオールNFBを10dB内外掛ける事にしました。余った利得は初段にローカルNFBを掛る事で初段の歪み率と周波数特性の改善をします。
《詳細説明》 |
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I)6GB8(UL)プッシュプルステレオアンプ |
《概要》
本機は出力管に東芝の6GB8を使用して、最大出力の増加と出力インピーダンスを下げる事を狙ってウルトラリニア(UL)接続にしています。
回路方式はリークムラード+カソードフォロア回路でオーバードライブ時の過渡応答の影響が少なくなる様に設計されています。6GB8はスクリーングリッドの耐圧が低いので定格電圧オーバーに注意します。
(尚、BottomViewは、三結時代の写真を使っています。)
Po=53W/(8Ω:1kHz:THD=2%)、残留ノイズVn=0.075mV内外、A=26.0dBを実現しています。
外形寸法:WxDxH:430x265x170mm 重量:25kg
《詳細説明》 |
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6GB8(UL)プッシュプルステレオアンプ改New |
《概要》
6GB8(UL)プッシュプルステレオアンプの大幅改造を30年振りに行いました。回路方式は差動回路2段+カソードフォロアでUL接続された6GB8をドライブしています。
出力段にはアウトプットトランスに付随していますカソードNF巻き線を使ってカソードフェードバックを掛けています。
トータルNFB量はカソード帰還も含めてF=1kHzで25dB程になりましたので低歪み率を確保しながら安定度を取るのがなかなか骨の折れる作業になります。高域周波数での歪み率を犠牲にすれば安定度を取るのはそれほど難しくは有りません。
アンプの特性はPDFで公開します。 《詳細説明》
製作後1カ年経ちましたので定期点検をした時のデータ画像を公開します。 2019年9月18日 |
Ii)MBA01Aソリッドステートモノラルアンプ |
《概要》
本機はソリッドステートステレオパワーアンプで、上記のV)ソリッドステートアンプ基盤ユニットをケースに入れ、シグナルインジケータ、クリップインジケータ、入力VRを付けて形をまとめた物です。
V)の説明にもある様に最大300W/8オーム出力が取り出せるパワーアンプユニットを使っていますが電源トランスの容量の関係で定格出力は100W/8オームの設計になっています。
シグナルインジケータは200mW出力で緑色のLEDが点灯します。
同様にクリップインジケータは出力がクリップした時に赤色のLEDが点灯します。
外形寸法:WxDxH:215x325x122mm 重量:8.0kg
《詳細説明》 |
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